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職場に発生した隔たり
(エピソード2パート3)

19 February 2021

「職場に発生した隔たり」の前編と後編では、主要な専門家が、新しいデジタル機会をどのように職場環境に応用するか、また、進化する作業スタイルを理解する上でデータ分析がどのように重要なカギとなるかを討論しました。職場におけるテクノロジーは、どのようにして社員に活力を与えるべきか、また、どのようにして生産性を高め、パフォーマンスを向上させるのか、という質問が出ました。また、ワークプレイス・テクノロジーはスクリーンだけではなく、人や仕事も含めて考えるべきだという点でも意見が一致しました。

 

 

リチャード:「経営陣がテクノロジーの方向性に意欲的になっているにもかかわらず、社員が、このテクノロジーがどうして、なぜ自分たちのためになるのかを理解していない場合はどうすればいいのでしょうか?」

 

これに対し、ニコラスが語った実際のケースは、利用可能なテクノロジーをどのように実用するかについて従業員を十分に関与させることが、社内(および社外)の顧客満足度の向上につながるという相関関係を示しています。

 

ニコラス:「新型コロナの環境下では、より多くの仕事をこなさなければならないという認識から、ストレスを感じることもあるでしょう。しかし、エンゲージメントがうまくいけば、より意欲的でスキルアップした従業員を生み出すことができます」

 

従来のAV機器のハードウェアが完全に消えるわけではないが、今後5年間のトレンドは、ソフトウェア定義のオーディオ・ビジュアル・ソリューションであるという点で合意しました。

クラウドストレージは、伝統的に「安全性」を提供してきた個別のハードウェアよりも、技術が全身することが期待されています。しかし、リモート作業やデジタルミーティングをサポートする適応性のある多機能スペースの要件をまだ満たしていません。

 

ニコラス:「WFHが一般的になってから、会社の不動産チームは『バーチャルコンシェルジュ』としてサポートや問題解決のためにスキルアップしてきたましたが、これは従業員にとってチャレンジであると同時にチャンスでもあると思いますよ」

 

ヘザー:「新しいテクノロジーは新しい作業スタイルをもたらすのか、それともその逆なのでしょうか?」

 

進化する作業スタイルを理解するにはデータが肝心となります。それが新しい働き方を推進し、サポートすることになり、適切なテクノロジーと社員の意欲が成功への鍵となるというのが、専門家からのコンセンサスでした。